2020.11.25
柳井中学校の職業講和会の講師として参加致しました【山口】
こんにちは、サンキ・ウエルビィ小規模多機能センター柳井の前田です。
2019年5月29日、施設近隣にある柳井中学校で、中学2年生対象の「職業講和会」の授業があり、講師として参加させていただきました。
毎年9月には、職業体験実習があるため、事前学習として柳井市にある様々な業種の企業を招いて、生徒さんに講和をする…という取り組みとのこと。
当日は、私の講和に40名近くの生徒さんが参加してくださいました。
「サンキ・ウエルビィを知ってますか?」と質問したところ、参加生徒のほとんどが「知っている!」と手を上げて下さり、嬉しく感じました。
講和をするにあたって、事前に生徒さんから提出してもらった「聞きたいことアンケート」の質問内容に沿って、一つ一つ答えていきました。
『介護の仕事とは、どんなことをするのか?』、『介護サービスとは、どんな種類があるのか?』等の質問に対して、こちらからも生徒さんに「じゃあ、皆さんは介護と聞くと、どんなイメージを持っていますか?」と、問いかけながら、生徒さんの目線に立った講和を心掛けました。
「入浴介助というサービスがありますが、一緒にお風呂に入るんですか?」
という質問に対して、
「スタッフが裸になって、利用者さまと一緒にお風呂に入る…ということはありません。介助と言っても“見守り”がメインで、一人では難しいことに対してお手伝いをします。
頭や背中など、本人が手の届かない部分を、スタッフが代わりに洗わせていただきます。
介護は、“その方が出来ている事”を取り上げることはしません。
今、持っている力を維持・向上をさせることも介護職として大切な仕事です。」
というような話をさせていただきました。
講和の最中、メモをとりながら真剣に耳を傾けて下さいました。
中学生が仕事について話を聞く機会はなかなかないでしょうから、生徒さんの進路やキャリアデザインを考える時の参考として、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。
ありがとうございました。