2017.02.01
第6回社内発表会を開催【本社】
こんにちは、サンキ・ウエルビィ教育研修課の深井です。
2017年1月20日に、サンキ・ウエルビィ本社で第6回社内発表会が行なわれました。
日々の業務の中から課題を見つけ、検証・挑戦していくことでサービスの質の向上やスタッフ育成につなげていくことを目的として、6年前からスタートした取り組みです。
取り組み内容を抄録にまとめたり、発表用スライドを制作していく経験をすることで、目的意識や仮説の立て方、PDCAサイクルをまわす意識感覚といった論理的思考を養うことにも繋がっていきます。
6回目となった社内発表会ですが、年を追うごとに発表内容のクオリティが向上しており、スタッフのレベルアップをひしひしと感じさせられました。
広島、岡山、山口、島根の各エリアから選抜された拠点が登壇し、15分間の発表をしていきます。
忙しい仕事の合間を縫って発表を聞きに来るスタッフが、入れ代わり立ち代わり会場を出入りします。
多職種連携、医療度の高い利用者さまへの対応、自立支援、職場環境の改善・・・
同じような課題を感じている拠点が、何かヒントを得て自事業所に持ち帰ろうと、真剣に耳を傾けていました。
その様子を見ても、向学心の高いスタッフが多い会社だなと実感します。
素晴らしい発表が多かったなか、午前の部では小規模多機能センター防府が最優秀賞に選ばれました。
発表者は今年新卒で入社したばかりの女性スタッフ。
先輩の介護スタッフや看護スタッフからアドバイスをしてもらい、準備を一緒に手伝ってもらいながら、初めての社内発表にチャレンジした彼女。
表彰状を胸に抱えて、思わず感謝の涙が・・・。
また午後の部では、障がいを持つ仲間と共に働くために、スタッフ皆で様々な工夫をして職場環境を良くしていった小規模多機能センター出雲の事例発表がありました。
入社して早2年。
「働きだした当初は不安でいっぱいだった」という本人も、皆で話し合ったり業務調整を進めていったことで、今では頼れる仲間として活躍してくれています。
その他の事業所からも、全スタッフのサービス品質の統一を図るための取り組みや、利用者さまの「介助」から「自立支援」にシフトチェンジするために部署全体でサービス改善に取り組んだ事例なども発表されました。
どの発表も甲乙つけがたいということで、3拠点に最優秀賞を授与。
最後に登壇者全員で記念撮影。
これを機に、サービスの質を高めて益々の利用者満足度の向上に努めていきたいと思います。
皆さま本当にお疲れさまでした。
◆◆最優秀賞◆◆
- 小規模多機能センター防府
「家族の思いに寄り添った支援」 - 介護センター佐伯
「統一したケアの実現のために(私の「普通」とあなたの「普通」)」 - 小規模多機能センター祇園
「利用者さまの利益を最優先するチームケアとは」 - 小規模多機能センター出雲
「チームで支える社会復帰(障がいを乗り越えて)」
◆◆優秀賞◆◆
- 介護センター中央
「独居高齢者の看取りと多職種連携」 - 訪問看護ステーション呉
「重度の褥そうを小規模多機能と連携し改善に向かった事例」
◆◆奨励賞◆◆
- 介護センター山口
「認知症による生活困難者を支えて」 - 訪問看護ステーション江波
「在宅ターミナルケアでの利用者さま本位のサービスとは」 - 小規模多機能センター三原
「自立支援医療と介護保険の併用により在宅生活をおくるケース」 - 岡山西ブロック
「医療ニーズの高い利用者さまに対応できる事業所を目指す」 - 小規模多機能センター熊毛
「「知ってもらって何ぼ!頑張れ」(推進委員に支えられた3年)」 - グループホーム吉島
「利用者さま本位のサービスと働き甲斐のある職場環境の両立」
◆◆特別賞◆◆
- 小規模多機能センター出雲