2016.12.23
「地域包括ケア」広島事例発表会に参加しました【広島】
こんにちは、サンキ・ウエルビィデイサービスセンター可部の山本です。
11月28日(月)に、株式会社ツクイ様主催の「地域包括ケア」広島事例発表会がありました。
広島にある福祉・介護事業所が自社での取り組みについて発表し、共に「地域包括ケア」について考えていくという内容です。
サンキ・ウエルビィからは、私と小規模多機能センター祇園の小路さんが発表者として参加しました。
同じ福祉関係者の方や、行政の方、専門学校の生徒さんなど、80名以上の観覧者の前で発表するとあって、かなり緊張しました。
当社でも、質の高い取り組みを情報共有し、サービスの底上げを目的に、社内の事業所同士で事例を出し合い、評価の高い事例を選りすぐって発表会にてプレゼンする「サンキ・ウエルビィ研究発表会」という社内イベントを毎年開催しています。
今回のツクイ様に提出させていただいた発表内容も、その事例の中から選んだものです。
小路さんは「新卒で介護業界に入った自分が、どのように成長していったか」について、
私は「利用者さま本位の介護サービスとは何か?(利用者さまの視点から見える世界)」について発表させていただきました。
デイのトイレを使うと、何故か右側にある洋式便器ではなく左側のゴミ箱に用を足してしまわれる男性利用者さま。
何故だろう?認知症だから?利用者さまがイメージする「トイレ」ってどういう形なんだろう?
ご自宅のトイレを拝見すると、個室の左側に男子用小便器が!
左側にあるゴミ箱が、小便器に見えていらっしゃったのだな・・・と理解。
デイのトイレにも左側に小便器用のバケツを置くと、トイレと認識してちゃんとそこに排泄して下さいました。
そういう「利用者さま目線」の繰り返しを重ねて、自分たちが提供するサービスを改善していく。
発表の時は専門用語は使わず、一般の方でもイメージできる言葉で、できるだけ分かりやすくご説明することを心がけました。
発表後の観覧者投票の結果・・・、
なんと投票数ランキング1位をデイサービスセンター可部、2位を小規模多機能センター祇園が獲得!
びっくりするやら有難いやらで、本当に感激しました。
いろんな方にお話を聞いていただくという貴重な機会をいただき、まことに感謝しております。
これからも切磋琢磨、頑張っていきたいと思います!