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2016.09.14

小規模多機能センター出雲で認知症サポーター養成講座【島根】

さわやかな風が吹く季節となりました。

こんにちは、サンキ・ウエルビィ小規模多機能センター出雲の永島です。

8月下旬に当施設で、子ども向けの「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

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認知症サポーターを育てる“キャラバン・メイト“として日々活動をしている当施設のスタッフが講師となり、近隣に住む小学生の子ども達(男児16名、女児2名)を講座にお招きしました。

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今回は子ども向けの養成講座ということで、分かりやすく興味を引くような、参加型の講座の開催を意識しました。

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認知症の病気のしくみや、どんな症状があらわれるか・・・といった基礎知識から始まり、皆でビデオも鑑賞。

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「認知症と思われるおじいちゃんが道路で困った顔をしていたらどうしますか?」

という質問を投げかけ、グループワークの後を発表をしてもらいました。

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『他人事』から『自分ならどうするか』と視点を変化させ、活発な意見を交わす子ども達の様子が頼もしかったです。

最後にスタッフがカキ氷をふるまい、皆で美味しくいただきました。

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参加した子どもさんのお母さんから、「講座から帰宅して、『おばあちゃんが認知症になったら優しくしてあげたいと思ったよ』と感想を言ってましたよ~。」とご報告が。 
そこが伝わったのなら、良かった・・・この講座を開催した意味があったなぁとスタッフ同士で喜びました。 
この様子を高齢者住宅新聞にも取り上げていただきました。

通常の認知症サポーター養成講座は、行政主導で企画・開催をされていますが、子ども対象の講座については、施設や地域からの実施企画に応じても取り組んでいるようです。
(出雲市内では昨年は3回ほど開催されたそうです。) 
これからの未来を担うこの子ども達が、早い段階から認知症について理解し、少しだけ優しい気持ちで周りに接してくれたら・・・ 
認知症の人が安心して生活できる地域つくりに少し近づけるのではという思いから、今回の実施に至りました。 
学校の授業に取り入れてもらう・・・とまではいかなくても、小さな単位でも良いので地元の子ども達に声をかけ、口コミで広がっていけばいいなぁと考えています。

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元気のいい子ども達から、明日へ繋がる仕事をしていくことの大切さを学びました。

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