2016.04.08
利用者さまからの素敵な贈り物【島根】
各地で花の便りが聞かれる頃となりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
こんにちは、サンキ・ウエルビィ小規模多機能センター雲南の深井です。
先日、とても嬉しい贈り物がありました。
弊施設を長年利用してくださっている男性から、自作の絵画(弊施設の外観風景)に手書きの感謝状を付けてプレゼントしていただきました。
「日頃の感謝の気持ちを形にしたい」という、脳梗塞の後遺症を抱えながら、毎日少しずつ少しずつ制作をして下さったそうです。
小規模多機能センターの「通いサービス」利用時に描きかけの絵画を施設に持ってきたり、「訪問サービス」利用時にスタッフに手伝ってもらいながら、1ヶ月以上の制作期間を経てようやく完成!
出来上がったものはとても素晴しく、スタッフや他の利用者さまから「うわ~すごい!」と歓声が上がった程でした。
更に、ご自宅のパソコンで作成した感謝状を、丁寧に額ぶちに入れて贈って下さいました。
この感謝状、スタッフにパソコンの操作方法を聞きつつ、印刷用紙も探してこられ、ご自宅で一生懸命作って下さったとのこと・・・。
胸がいっぱいで涙が出そうです。
いただいた絵画と感謝状は本社に持っていき、社長含め全員で鑑賞させていただきました。
社長からのお礼状をご本人さまにお渡ししたところ、大変喜んで下さいました。
介護の仕事は、我々スタッフと利用者さまとの『関わりあい』によって築かれている世界だと思います。
サービスを提供している私たちも、利用者さまから励まされたり、元気をいただいたりと『支えていただきながら』、仕事をさせてもらっているのだな・・・と、噛み締めたエピソードとなりました。
ご本人さまの想いがぎっしり詰まったこの素敵な贈り物は、私たちの励みとして、現在施設の中央に飾らせていただいております。
これからも地域の皆さまとより良い関係を築いていけるよう、日々精進して参ります。