2015.10.28
岡山エリア居宅介護支援センター合同研修を開催!【岡山】
朝晩の空気がいっそう冷たく感じるようになりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
こんにちは、サンキ・ウエルビィ介護センター荘内の浅野です。
2015年10月2日に、グループ会社のサンキ岡山営業部の会議室をお借りして、岡山エリアの居宅介護支援センター合同研修を開催しました。
岡山の各センターのケアマネジャーが一緒に研修するのは、かなり久しぶり。
平日の午前という時間帯にもかかわらず、普段多忙な皆さまが何とか時間を割いてくださり、参加を呼びかけたスタッフほぼ全員(24名)が集合しました!
「わ~元気してた?」と、ケアマネ同士の交流も深めつつ、
「おお、暫く見ないうちにこんなにシッカリした専門職になって・・・私も頑張らなくちゃ」と、同僚の成長に自分も励まされつつ、
和気あいあいとした時間を過ごしました。
今回は、ゆめの里訪問看護ステーション管理者の森重様を外部講師としてをお招きし、「看取り」をテーマに様々な事例を通じて勉強をしていきました。
まずはじめに、講師の方が『自分が最期を迎えるとしたら、どこがいいですか?』という質問をされました。
ケアマネジャーの皆さん、「家だと家族に迷惑がかかるし・・・。病院で看取ってもらうのが、一番誰の負担にもならないんじゃないかしら」という意見が圧倒多数。
そこからグループワークに移り、
『(1)自分の家族を看取るとしたら、どんなふうに看取りたいですか?』
『(2)ケアマネジャーとして看取りを支援する場合、自分に何が出来ると思いますか?』
という2つのお題が出されました。
自分自身が家族の立場になった場合、一体どこまで心構えが出来るのか・・・、自分の家族にどこまで尽くしてあげれるのか・・・。
そしてケアマネジャーとして、ご本人・ご家族と向き合ってどんな支援出来るのか・・・
グループワークで様々な意見が飛び出し、やり取りにも自然と熱を帯びます。
その後にグループごとに発表をしました。
(※あるグループが模造紙に動物のイラストを描き添えたところ、他のグループも負けじと動物を追加。一体何の動物か分かりますでしょうか?(笑))
不思議なことに、「病院で看取りをする」という答えが出たグループはほとんどありませんでした。
「居宅介護支援」の原点に立ち返らせてもらったような、ぐっと背筋が伸びるような、そんな研修となりました。
今後も岡山の各地域で最高の介護支援を提供できるよう、この研修での学びをしっかり糧にして「チームケア」・「ケアマネ力UP!」 で頑張っていきたいと思います。
今回講師を引き受けて頂いた森重様、参加してくれたスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。