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2014.11.12

こちら訪問看護ステーションです(江波)Vol.3

広島市中区江波にある訪問看護ステーション江波は、今年10月1日にオープンしたばかりです。

事務所はこじんまりとしたところですが、オープニングスタッフの看護師が和気藹々としていて明るく笑いの堪えない職場です。

訪問看護ステーション江波の玄関

訪問看護ステーションの管理者にも関わらず方向音痴なYさんや、キャリアウーマンのSさん、ほんわかムードメーカーのKさんといった正社員のほかに、主婦パートとして勤めて下さっている小柄なOさん、笑顔が素敵なMさんなど、5人の看護スタッフがそれぞれの個性を活かして利用者さまへサービスを提供しています。

広島ではまだまだ訪問看護サービス事業所が少なく、「病院での勤務経験はあるけど、訪問看護は初めての挑戦です。」という看護スタッフがほとんどです。

病院は“病気を相手にする・治療をする”が主目的にあるのに対し、訪問看護は“利用者ご本人を相手にする・生活を支える”が主目的であることから、その世界観の違いにまず戸惑うのだとか。

訪問介護スタッフやケアマネジャーとやり取りし、実際に利用者さまのご自宅に入っていき、本人やご家族の声を聞いていくことでだんだんと役割を理解していくと言われています。

訪問看護ステーション江波と同時に、すぐ近くの介護センター江波にて定期巡回・随時訪問サービスがスタートしました。

10月の事業開始後、居宅ケアマネジャーやご家族からお問合せがあり、地域密着型サービスへのニーズの高まりを感じました。

今まで介護サービスを利用していたけれど、内服薬の管理が難しくなったり体調管理が難しくなったりして主治医から看護サービスを勧められた…といった経緯の利用者さまが多いとのことです。

訪問看護を開始してお宅に伺ってみたところ

「え!この疾患の方がこんな状態で入浴するのは、身体的に負荷がかかるのでは・・・」

「病院で検査して適切な薬を処方してもらえれば、辛いのが軽減するのでは・・・」

「受診の際同伴して、主治医に適切に情報を伝え指示を仰がなければ・・・」と、

看護の面から新たに気づきがあることが多く、介護スタッフやケアマネジャーへ専門的な情報や気をつける点を伝えることで利用者さまの生活の質が改善したというケースがたくさんありました。

担当者会議や打ち合わせの際に介護スタッフをはじめとするサービス提供者から様々な質問や相談を受けることが増え、全員でスキルアップができているように感じます。

まだ、走り出したばかりのステーションですが、多職種と連携しながら、地域の方々をサポートしていけるようみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

開設の際に本社から届いたお祝いのお花も、ずいぶん成長しました!

訪問看護ステーション江波の植木鉢

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