2014.07.23
社内報でタクティールケアの取材
7月7日、デイサービス緑井に、スズケンから、広報部の方が取材に来られました。
デイサービス緑井で利用者さまに提供している「タクティールケア」を、社内報で取り上げていただけるとのことでした。
「タクティールケア」とは、スウェーデン発祥のタッチケアのひとつです。
専用のオイルを用いてゆっくりと全身(特に背中、手、足)をマッサージすることで、手のひらから皮膚への柔らかな刺激が伝わり、心身の鎮静化の作用を起こすホルモン(オキシトシン)の分泌を促します。
施術を受けることで心身ともにリラックスでき、痛みやストレスの緩和をすることができます。
元々は、発育不全の新生児に対して看護師がマッサージを継続的に行なったところ、不安定だったバイタルが改善し体重も順調に増えていったという成果が現れ、研究が始まったと言われています。
現在は新生児・知的身体障害者・がん患者・糖尿病・認知症への緩和ケアへと研究が広がり、多くの臨床で活用されています。
現在では、デイサービスの利用者さまの7割がこのタクティールケアを希望してくださるようになり、おかげさまで地域のケアマネジャーからも問い合わせをいただけるようになりました。
緑井のセンター長と最近入社されたスタッフさんに、タクティールケアに取り組んだことで、どのような変化がうまれたか、利用者さまからどんな声が聴くことができたかを取材されていました。
「利用者さまにはサービスを受けている『実感』を持っていただくため、スタッフもタクティールケア専用の制服に着替えて施術を行なっているんですよ」
「高齢になるにつれ、お化粧をしたり身なりを整えたりといった、“自分の手入れをする”、“ケアをする”ことは減ってしまうのだと思います。私たちがそのお手伝いをすることで、利用者さまの表情がだんだんと溌剌となっていったり、若々しく感じられるようになったりと、良い変化が現れてくることが多いです」
広報部の方も試しに施術を受け・・・・たった5分の施術にも関わらず、あまりの気持ちよさに思わずウトウト・・・
タクティールケアの効果を実感していただけました。